第64号 2015.10.01発行
縞板ギャラリー
トイレの縞板
先日、日用品を買おうと、幹線道路沿いにある量販店に出掛けました。
品数が多く迷いましたが、色々と物色し何点か購入したところで、用を足そうとトイレの中に入った途端びっくりしました。
壁一面がシルバー色に塗装された縞板で覆い尽くされていたのです。
壁だけでは無く和式用の扉の表面・裏面と内壁も縞板でした。
ここまで大量にまた大胆に縞板を使っているのを見たのは初めてです。
縞板の縞面を壁紙の柄の様に考えられているのでしょうか。
トイレの中がバランスよく配色されています。
誰もいないトイレで縞板を見て感動している私、やはり変人でしょうか?
店員さんに注意されない内に、早々と店を後にしました。
社内イベントのお知らせ
新シャーの設置
先日、弊社の関連会社エム・エス・ケーに設置されていたシャーリングマシーンの撤去及び新しいシャーリングマシンの搬入が行われました。
撤去されるのは製造されてから30年余り経過するシャーリングマシンで、長期に渡り主力の加工設備として稼働して参りました。
体温よりも気温が高い夏の暑い日、また冬の凍てつく朝も、ひたすら縞板を切ってくれました。
当日、クレーンで吊られトラックに載せられたシャーリングマシーンを見ながら、「長い間、ご苦労様でした。」と心の中で呟き労を労いました。
そして新しいシャーリングマシーンを設置!
スペック、 サイズ等はほとんど変わりませんが、作業をしてみるとなかなか使い勝手がいいです。
今後も末永くお客様のご要望にお応えして行ける様、しっかりと、また大切に使って行く所存です。
まだまだ先の事ですが、この新しい機械が役目を終える約30年後、世の中は? 鉄鋼業界は? 縞板は? どうなっているんだろうと、ふと考えてしまいました。
いい世の中で有ってほしいと願うばかりです。我々に出来る事、それはしっかりと働く事しかありません。
「よし、頑張るぞっ!!」
社員ブログ
スロープで縞板コラボ
自宅の近くにあるコンビニエンスストアーの玄関先にスロープがあります。
以前は階段でしたが、車椅子の方や、足の不自由な方がお店に入り易い様に数年前から縞板を使用したスロープを設置されています。
縞板を良く見ると3社の縞板が使用され、継ぎ接ぎの様に溶接で固定していました。
グルメリポーターの彦〇呂さんがおられたら、「わぁ~縞板のパッチワークや~っ!!」てな感じでしょうか。(彦〇呂さん2度目の登場です)
一般の方は、縞目の柄の違いは全く興味が無いようです。
「いいんですっ!!」縞板の役目は、皆さんの足元を守る事です。
このスロープでは、3社の縞板がコラボレーション。
皆さんの足元の安全を守っています。
一度、縞目の違いなどを見てやって下さい。色々な柄が有りますよ。
社長のひとり言
社長のひとり言!?
ラグビーワールドカップ予選で日本が南アフリカを破りました。
少し詳しい人ならお分かりになると思いますが、かつては到底想像も出来ない奇跡的なことでした。
深夜のテレビ中継で、翌日の予定も有った為、「勝てる筈もない」とその日は早々に就寝。
翌朝、妻の「なんか勝ったみたい!!」との声にも半信半疑で寝ぼけ頭には素直に入ってきませんでした。
その夜にそっと録画観戦。
心が震えました。
知らぬ間に涙が流れておりました。
「本気になる」とはこういうことを言うのか。
彼等は本気で準備し本気で戦っていました。
そして本気で勝ちにいき、勝ったのです。
コーチを含め外国人が多いという声があります。
私もそう思っていました。
しかし、紅白のジャージを身に纏い、瞳を閉じて「君が代」を歌った後、果敢に奮闘する彼等は紛れもない日本代表の戦士です。
私は彼等に対し心からの敬意を覚えました。
(同時に、日本人らしき顔をしながらも国歌さえ歌えない、歌わない輩を日本人と呼べるのかどうかということも思い至らされた気がします。がこれはまた別の問題・・・)
さて、自身を振り返りあの様に「本気」で物事に立ち向かったことがあるのかどうか? 正直疑問です。
「本気」の「つもり」だったことは沢山ありますが。笑
大抵は「ええかげん」に生きてきました。
しかし今回の彼等の姿から、「本気度」を上げることの必要性と素晴らしさを学んだ気がいたします。
少なくとも「ええかげん」な生き方を、「良い加減」なものとするために。