しまいたのプロフェッショナル 大冨しまいたミュージアム 第10号 2011.04.01発行

社内イベントのお知らせ

東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様へ

この度の東日本大震災によってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様に対して心よりお見舞いを申し上げます。

 

3月11日午後に大阪にある弊社の本社、南港工場でも地震の揺れを感じました。

当日はまさかこのような大災害が東日本で起こっているとは思いもよりませんでした。

土・日曜日のテレビ報道で徐々に明らかになり、悲惨な現状を目の当たりにし、自分たちには何が出来るのか?何をすべきなのか?自分自身が、また自分の愛する家族や友人、職場の仲間が被災したとしたらどうするのか?どう感じるのか?様々な事を考えました。

週明けの14日朝、震災によりお亡くなりになられた方に黙祷を捧げ、ご冥福をお祈りしました。そして我々は職務を全うし、動揺すること無くいつも通りの生活を続けることが、最低限の責務であることを皆で確認しあいました。

今すぐに出来ることは義援金による支援であり、微力ながら会社として100万円を、また社員で有志を募り、日本赤十字社へ送金をいたしました。

当然のことながら、これに終らず今後も継続的に協力させて頂きたいと考えております。

一日も早い復旧と皆様のご安全、ご健康を心よりお祈り申し上げます。

社員ブログ

花壇管理人のひとこと

museum_img04.jpg南港工場の事務所等北側にある花壇には10種類位の花が植えてあります。

なかなか手入れは行き届きませんが、これからの季節には綺麗な花を咲かせてくれます。

その花を見て南港工場の皆さんやお客様方の心を癒し、元気に仕事が出来るようにと願って育てています。

これからもっと種類を増やそうと思っています。

南港に来られたら是非見て下さい。

日当たりが少し悪いのですが、良い育て方やどうのような花が良いのか等、アドバイスをいただければ幸いです!

社長のひとり言

社長のひとり言!?

この度の大震災大津波災害に関しては発するべき言葉もありません。

ただただ犠牲者の方々へは哀悼の意を表し、被災者の方々へは心からのお見舞いを申し上げるばかりです。

かつて阪神大震災を経験した我々の想像をも絶する死者と行方不明者の数。

津波の海水害による物資の不足と寒さ、余震の不安、凄惨な犠牲者の収容作業、衛生面の心配等々その過酷な状況は到底我々に推し量れるものではありません。

それに加えて福島原発からの放射性物質の漏出。

胸塞がれる思いと共に、国家や東京電力、或いはその責任ある人々に対する不信感も募って参ります。

それにしても、悔しくも単に自然の猛威という一言では片付けられないほどの惨事の中で亡くなった罪無き数多の人々。

大切な、大切な、命、命、いのち・・・

人間とは、こうも呆気なく命を奪われてしまうものなのでしょうか。

(大罪を犯した死刑囚でさえ多く命永らえているというのに!)

この世の理不尽さや矛盾、そして無常を痛感せずにはいられません。

この島国(あるいは地球)で生存していることの方がむしろ奇跡的で幸運なのかも知れないとも思えてきます。

いずれにせよ我々はこの国の再生に向け何らかの重大な決心と行動を起こさなくてはならないと思います。

これから私達には何が出来るのか。

苦難の中にある同胞に、あるいは隣人に、私達は何が出来るのか。

暫く考え行動してゆくつもりです。

とにかくも、今はただただ黙祷を捧げるのみ。

しまいた語録

鉄のお話vol.2

よく鉄の加工に携わる人に誤解されんのが

僕らの匂いなんですわ。

「鉄くさ~」ってよく言われます。

僕ら「鉄」自体は匂いを持ってへんねんけど、

人が触れると独特の臭いが出てしまいますねん。

辛抱したってやー。

 

そんなことより僕らの特徴は安くて強いこと。

 

溶ける温度は純粋な時で1530-1540℃、

高温でもそこそこ使える僕らは

色んなストーブの部品として

この冬も大活躍させてもらいました!

 

それに僕らは力持ち。

だから強度の必要とされる

建築物にもたくさん使われたり、

これからもいろんな所で

活躍して行きます!