第01号 2010.06.01発行
縞板ギャラリー
縞板を使った非常階段
今回の縞板ギャラリーは、守口市大日駅前にある、イオン大日ショッピングセンターに設置されている、縞板を使った非常階段です。勿論「非常階段ですから、2006年の開業以来一度も使った事がありません」とは、管理責任者の方の言葉です。
普段は、外部はセキュリティの面から入る事が出来ないように扉が閉じられており、内部からも常時ロックされ、非常時以外は勝手に開けないように管理されていました。
非常階段ですから、当然使わないに越したことはありません。しかし、もしもの時の為に、普段使わない巨大な階段がいくつも設置されている姿を見ると、安心感が沸きます。一般のお客さんはほとんど気にかけることなく見過ごしてしまい、おそらくこれからも利用することはないでしょう。
少しほこり(埃)が積もり、これからもそのほこりが踏まれること無く、積もり続ける事が縞板の使命であると考えています。周りから認知されることはほとんどありませんが、絶対に必要な設備であるとほこり(誇り)を持ち続けたいと思います。
社内イベントのお知らせ
ISO取得に向けて
現在、社員全員が一丸となって取り組んでいるのがISO取得です。日頃から、縞板の品質に対するこだわりや管理を徹底し、お客様に対して今まで以上に満足していただけるような製品をお届けしたいと考えておりました。
そこで、私たちが「お客様が商品に対して満足していただけるかどうかということ」を第一に考え、その為には「社員全員が考えて行動できるようにすること」が必要と考えました。そしてISOを取得することで、それらを徹底出来るのではないかとも考えたのです。
しかしかしながら、何から手をつけて良いのか誰も知らない素人集団です。専門家に依頼して、「ISOとは何か」と言う基本から講義を受け、何度も勉強会を開催しました。それでも、マニュアルや手順書ひとつを作るにしても、四苦八苦している状態でした。そして、ようやく完成したそのマニュアルを実践運用しながら、地に足をつけて一歩ずつ進んでいく所存です。
その一歩一歩の積み重ねが、「縞板なら大冨」と言われることに繋がっていると考えております。
社員ブログ
大冨社員専用かばん作りました
今まで誰も作ったことの無いような鞄を作りました。縞板を利用した斬新(?)なデザインで、縞板の縞目自体は滑らない為のものですが、そのデザイン性はなかなかのものです。「それを利用しない手はない」と考え、縞板は重く床や壁以外に利用できないと言う既成概念を覆すべく、開発に取りかかりました。
しかし、私たち大冨の社員は、縞板ではプロであっても、鞄については何も知りません。そこで鞄にかけてはプロであるアクテック株式会社様に相談し、数多くのアドバイスを頂いた上、鞄を制作して頂くことになりました。
そして、ようやく完成!少し重いのが難点ですが、最も軽い部材を使い極力無駄を省きました。「よしこれで営業バリバリ回ってくるぞ!」と気合を入れる毎日です。
社長のひとり言
社長のひとり言!?
まいど!お世話になっております。
何かにつけ仏頂面になりがちな今日この頃ですが、感謝の心を忘れず、笑いを忘れず、誠実に生きたいものです。
笑顔が似合う・・とは言い難い顔ではありますが、暗闇の中でもわずかな光明を見出すべく心を前向きに明るく前進していきます。
頑張りまっせ!
しまいた語録
縁の下の力持ち
僕は誰にも知られへんよう、ひっそりと生きてます。大きなビルを見上げる人はたくさんいてはるけど、下にいる僕には誰~れも気付けへん。
中には下を見る人も、たまにはいてるんやけど、気にかける人はほとんど居れへんし、たとえ気ぃ付いても「何だ、溝のふたか」と、名前も呼んでもらわれへん。単なる溝のふたやけど、これがないとめっちゃ困るんやで。…困るはずや。…たぶん困るやろ。…あんまり自信ないなぁ。
せやけど世間の人に早ぅ認めてもらえるよう、努力は毎日しているんやで。これから僕を見かけたら、気軽に声かけてや。