第20号 2012.02.01発行
縞板ギャラリー
アルミ製犬小屋を設置しました
6年前、我家に番犬君が来ると決まった時、ホームセンターで木材を購入して一ヶ月かけてログハウス調の犬小屋を手作りしました。
しかし、2年もしない内にシロアリの攻撃を受け、今では見るも無残な状態となってしまいました。
建直しを計画し始めて半年、木材では無く縞鋼板で出来ないか試行錯誤の結果、アルミ製縞板で製作することにしました。
表面の縞目も綺麗です。
素材のアルミは鉄より熱を伝える性質が三倍程あり、熱を発散する特性があります。
また、直射日光を跳ね返す特性もあり真夏も快適に過ごせます。
汚れても水洗いが出来、錆びません。ただ、冬はかなり寒いかも・・・。
でも大丈夫、番犬君は良質の天然毛皮を纏っています。
新しい家、気に入ってくれること間違いなし!
社内イベントのお知らせ
アルミ製縞板で犬小屋を作りました
縞板ギャラリーで紹介しました、アルミ製の縞板で犬小屋の試作品を作りました。犬小屋を作るに当たり全て自社内で加工できる範囲で設計しました。
アルミの特性は加工しやすい反面、鉄と違い熱が伝わりやすい性質から、ガス・プラズマ機等の熱での切断加工が出来ない事でした。全てシャー切断と金ノコを使用し加工しました。また、アルミは高価な事もあり、材料取りにも苦労しました。
構造は、床板に特殊な四方曲げを施し、屋根と2方向の壁を一体として曲げ加工で製作、残りの2方向の壁をはめ込む方式をとりました。全てボルトで固定するため、一旦組み立ててしまうと床板と部屋側を簡単に取り外せ、掃除等が容易に行えます。
今回は床板サイズがW900XL1120XH30、部屋サイズはW900XL700XH860とかなり大きな犬小屋となってしまいましたが、普通の中型犬であればこの1/3程度のサイズで充分と思います。
夏に弱い犬には画期的な小屋だと思います。
社員ブログ
表と裏
今回は鋼板の表と裏の話をします。縞板の場合は、ご存知の様に縞目がある方が表です。
アンチスリップ鋼板についても凸の有る方が表で、共に滑止め効果がある方が表なので一目瞭然です。
しまいたミュージアム第16号で紹介したエキスパンドメタルは一見同じ様ですがちゃーんと表裏があります。見分けられる方は少ないかもしれません。
網目の繋がっている部分をボンドと言いまして、そこに見分けるポイントがあります。
製造時に表面から押しながらスリットを入れ網状にするのですが、表面はボンド部分がなめらかで丸みがあります。
反対に裏面には押された時に出来る曲り線がくっきり入ってしまいます。
エキスパンドのボンド部分は、表面はなめらかで裏面は線が入っている事で見分けれます。
縞板同様に街中でよく見かけますので、また機会があればじっくり観察して下さい。何か新しい発見があるかもしれませんよ。
社長のひとり言
社長のひとり言!?
新年を迎えてひと月が経ちました。
いつの間にかハッピーマンデーという言葉も聞かんようになり、月曜日を休日とする連休にも慣れました。
けど、やっぱり成人の日は1月15日であって欲しい。
馴染みの浅い海の日はどっちゃでもええけど、敬老の日と体育の日も9月15日と10月10日に決まったぁる。日本の常識やったのにねぇ・・・。
敬老の日と言えば昔はのどかな響きがありました。でも今は大変です。
私の実家辺りでは両親たち高齢者が超高齢者のお世話をする日となっています。敬老精神は勿論大切です。
日本の高齢者の大半は善良でよく働いてこられた敬すべき人達です。が、中には難儀な人も沢山居たはります。
「老顔無恥」― これはここ10年ほど私が秘かに使てる言葉です。どの業界にも、ゴルフ倶楽部にも、それこそ政界にも居たはります。
実際はそれほど大した人物でもないのに、「いつまでもお元気で・・・」とかなんとか言われて、あちこちしゃしゃり出て上座に扱われんとおれん人。・・・難儀でんなぁ。
ぺしん!とはたいたろかと時には思うけど。やっぱりやめとこ。
いずれにしても、我々もあっちゅう間に老人。
そんな老顔無恥にだけはならんように、優秀で慎み深い年寄りにならんとあきません。
これまでは軽薄多弁な私ですが、これからは剛毅木訥(ごうきぼくとつ)を宗として頑張ろうと思います。
って今更無理かな?