第68号 2016.02.01発行
縞板ギャラリー
マンボウトンネル
今回、JRの高架下にある通称「マンボウトンネル」を紹介します。
マンボウトンネルは、JR甲子園口駅から芦屋駅の間に三ヶ所ありますが、その内でJR甲子園口駅から西に300m程の所にある一番小さなトンネルを紹介します。
マンボウとは、諸説ありますが『炭鉱の坑道を意味する「間歩(まんぼ)」が語源とされてる』と言うのが有力なようです。年に数回テレビのワイドショーなどで「ちっちゃいトンネル」として紹介される地元ではちょっと有名なトンネルです。
高さ1.3m 巾1.5m程の大きさしかなく、大人はかなり屈んで通らなくてはなりません。狭いため、入る前に向こう側から誰も来ない事を確認してから入らなくてはならないと言う暗黙のルールが有るようです。戦前からあるこのトンネル、何度か廃止の話が有りましたが、地元の強い要望で今日まで残っています。
トンネルの出入り口を見ると、なんと縞板が敷かれています。地域に根差したトンネルにも縞板が使われている事に嬉しく思いました。
これからも、マンボウトンネルを利用する地元の人たちの足元をしっかりと守ってくれるでしょう。
ちなみに、さくら夙川駅の西側にあるマンボウトンネルは、文豪・谷崎潤一郎の小説「細雪」にも登場する由緒正しき?トンネルです。
社内イベントのお知らせ
十日戎
社内イベントが無かった為、十日戎に行った事を紹介します。
10日の「西宮神社」と言えば、皆さんご存知の朝6時頃から福男を選ぶ神事が行われます。テレビで福男のニュースをみてから、今日は用事何も無いから「えべっさん」にでも行こか。と気軽な気持ちで支度をし、自転車で西宮神社まで向かいました。
阪神西宮駅の駐輪所に自転車を止めてから数分歩くと、「人がかなり多くなったな~っ」と思ったとたんに動かなくなりました。神社の鳥居までまだ200m程有るのに車道2車線両側の歩道も含め、人・人・人・人・・・でした。「USJより人多いちゃうん!!」とブツブツ言いながら、小一時間かけて鳥居をくぐり境内に入りましたが、そこでも人・人・人・人・・・でいた。30分程かけて本殿までやっとの思いでたどり着いたのです。
くたくたになりながらお賽銭を賽銭箱に入れ家族の健康と商売繁盛をお願いし西宮神社を後にしました。
新年早々、株価の下落・原油安・中国経済の不透明さなど、経済にとってとあまりいい話は聞こえて来ません。でも日本の経済を支える国民の一人として、「週明けからの仕事を一つ一つ頑張ろう」と心を新たにした一日でした。
追伸;「十日戎」はなめたらあきません。
社員ブログ
まもるくん
通勤に通る道沿いに消防署が有り、そこに「まもるくん」がいます。地域の消防訓練などのに出動し、そのイベントを支えています。
「まもるくん」は、人は乗れませんがゴンドラが付いたアームを延ばす事が出来、イベントでは子供たちに大人気だそうです。この消防暑でも、小さなお子さんがまもるくんに乗り、はしゃいでいるところをお父さんと思われる方が写真に撮っている所を何度か見ました。
微笑ましい限りです。
ふと、「まもるくん」のステップを見るとアルミの縞板が使われていました。小さな子供さんたちが、乗る際に滑らない様に配慮されています。また、光沢も良くかっこいい感じが出ています。
アルミの縞板は、「まもるくん」のステップで消防士さんに憧れる子供たちの足元を、しっかりとサポートしています。
社長のひとり言
社長のひとり言!?
もうはや1月も終わり2月に突入。
今年は波乱の年明けとなりました。
中国経済の後退を震源とする株式市場の急落、サウジアラビアと
イランの国交断絶、石油価格の低落、北朝鮮の水爆(?)実験などなど。
激しい寒暖差も相俟って何か不安定な感じもしますが、日本の経済基盤や指標は堅調という言葉を信じ、現政権下での国の安寧と発展を祈りたいと思います。
それはさておき、
先日所用があって東京へ行きました。
丸の内にある某有名スポーツシューズ店でのこと。
とある男性観光客が、スニーカーを物色。左右の足に2種類の靴を試し履きして鏡で熱心にチェックしています。
どちらの靴も似たようなもの。
それ以前にその男性の容貌が靴よりも問題かと思われます。
何と言うか(何と言わんでも)つまり不細工なんだす。
尚もしつこく、いろんな角度からチェックしてます。
そんなに悩むんやったら、2足とも買うたらええのに。
本件でふたつのことを学びました。
一つ目は、自分が気にするほど、他人は自分を気にかけないという紛うことなき現実。
そして二つ目は、やはり昨年で爆買いは終わっていたという事実。
人生何事も勉強だすな。
それはそうと先月のひとり言は失敗でした。
「恥を知る」などと偉そうなことを言いましたが、実際の生活はやはり恥ずかしい、恥ずべきことの連続です。
「人生はすべて恥の上塗り」と割り切ってしまえば
少しは気楽に生きていけそうな気もいたしますが・・。